Fラン卒メガバンク行員から見た半沢直樹2のウソホント

  • 2020年7月30日
  • 2020年7月30日
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こんにちは、Fラン卒メガバンク行員の攻め子です。

半沢直樹2期がスタートしましたね!!

銀行員界隈でも話題になっています。

2期やるの遅すぎじゃないかとは思いますが、このご時世に22%も視聴率が取れるってすごいし、みんな関心が高いのかなと思います。

 

銀行員を10年以上やってきている攻め子としては、あのドラマは共感できることや、あり得ないといったことがちょいちょいあるので、

現場の人から見た銀行の仕事というものや、人事の理解をして頂けると幸いです。

 

証券出向は良くないの??

そんなことありません。

半沢直樹は証券出向で部長職についています。

決して左遷ではないと思います!

三菱UFJモルガンスタンレー証券の部長職の年収は1500万前後です。

また、出向前の役職も次長なので、1500万位の年収はあったかと思われます!!

 

また、当行ではお仕事がイマイチな人はセンターに行くことが多いです。

センターにいる人にもパターンがあるのですが、病気をした人や時短勤務のお母さん、マジでヤバい人などがセンターに入ることが多いです。

ただ、コロナの影響で働き方や職務が大きく変わり、センター=左遷でもなくなってきている気がします。

 

半沢直樹の年齢設定は42ー43歳との事。

※堺雅人さんは46歳です。見た目若くてカッコいいですね♪

銀行員の定年は50歳前後なので、2ー3年証券で実績を出したらあと1回銀行員として戻ってきて、支店長や部長をやって関連会社へ行く可能性もあるかと思います。

私が言いたいのは、証券出向=左遷のイメージではないということ⚠️

 

ご参考:メガバンク系証券会社

 

三菱UFJ銀行・・・三菱UFJモルガンスタンレー証券
三井住友銀行・・・SMBC日興証券
みずほ銀行・・・みずほ証券

 

銀行系証券会社のメリットとしては、銀行との連携がスムーズなので、資金調達がスムーズです。

証券会社って、いろいろな業務を行っていて、今回の半沢直樹のような投資銀行的な、M&Aなら銀行・銀行系証券は強いかと思います。

※個人の株の売買やデイトレードをするならネット証券の方が手数料が安いのでそちらをお勧めします。
担当者がついてアドバイスがあって、、、を望むなら別です‼️

 

銀行員は人事情報が大好き

半沢直樹は酒の席で案件の話とかよくやってますけど、あそこまで出世している人であるなら、

顧客情報を酒の席では話さないと思います。

酒の席で仕事の話ばかりの人は飲み会では疎まれます。(どこも同じかな?)

 

ただ、銀行員の共通の話題としては人事情報であるため、酒のつまみに人事ネタが好まれる傾向にあります。

あれ、何なんでしょうね。

男性で支店長代理をやっている人が特にそーゆー話が好きな気がします。

 

銀行定年退職後の第二の人生とは

 

攻め子は個人の金融資産の運用などを業務としていました。

また、お店が本店的な支店であったため、大口入金で誰が退職したのか、退職金はいくらもらったのかがわかりました。

定年前の役職が高い人からそうでない人までいましたが、定年前のポストによって第二の人生は全然変わってきます。

 

ご参考までに、銀行で副頭取などの役員以上になると、関連会社の社長というポストが用意されていたりします。

メガバンクのグループ会社の社長は、銀行出身者がほとんどなんじゃないかと思います。

なんとか総研の社長とか、証券の社長とか。

経営のプロということなのかな??

銀行員としては退職だけど、第2の人生でめちゃめちゃ好待遇といった感じ。

 

メガバンクである程度の役職まで行って、定年後は某信金の監査役なんていう週1,2の勤務で年収3000万以上といった人もいました。

なので、出向(関連会社へ行く)パターンでは、若手が経験値を積むために出向するパターンもあれば、

専門性を積んで更に昇格して戻るというパターンなどがあるため、島流しでは全くないということです。

 

まとめ

ドラマとして見る分には面白い!

特に、歌舞伎役者の人の顔芸を楽しむべし。

少々時代が古いような気もする。

 

 

 

 

 

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