舌小帯短縮症・上唇小帯短縮症の手術体験談と手術失敗について質問

  • 2023年5月20日
  • 2023年5月22日
  • 育児
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2023年 春

手術 ○○先生
息子 生後2か月

最初に問診(熱がないか、風邪ひいてないかなど)+麻酔(キシロカインゼリーを塗る)
待合室で5分程度待つ
処置室にて、子供を先生達に預ける。(タオルで巻かれる)カーテンの中で手術+ガーゼで止血(10分程度で完了、親の立ち合いは出来ず、待合室でまつ)
待合まで、鳴き声が届き、子供の将来の為だとは思うけど、やっぱり可愛そうでこちらも若干泣いてしまう…はやく抱きしめてあげたい気持ちでいっぱいという感じ。
10分くらいして止血が終わると、処置室に呼ばれて、子供と対面。

泣いていたけど、抱っこすると泣き止んだ。
日帰り入院ということで、別室のソファーに移り、そこで30分くらい待ってのちに、ミルクを飲ませる。

出血していたり、痛そうにするのかなと思ったが、全く問題なく、いつも通りにミルクを飲んだ。
哺乳瓶を抜いた後も出血している様子なし。
看護師さんにもそのように伝えた。

いつもは唇の巻き込みが無いように、手で唇を剥がして、なるべく奥まで哺乳瓶を咥えさせるようにしていたが、手術直後は少し怖くて、下唇は巻き込んだままの授乳になった。
それでも、ペースも変わらず、通常通りの140ミリを飲み干した。

その後、再度診察室に移って、先生と面談。
子供の口を開けて、上唇小帯と舌小帯の切除部分を見せてもらった。
上唇小帯も舌小帯もキレイにキレている様子で、このまま何事もなければよいなと思った。

万が一、帰宅後に出血した場合

上唇小帯:そのまま指で押さえる
舌小帯:ガーゼを舌の舌まで入れて、ガーゼで押さえる

との説明を受ける。

そして、先生から薬の説明を受ける。
痛み止めの座薬と、化膿させないための抗生物質が処方された。
ただし、これらは子供が痛がったら飲ませる薬で、とくに痛がる素振りが見られないのであれば飲ませる必要はないとのこと。


「赤ちゃんが痛がっているかはどのように見分けるのですか?」と質問すると、

先生
「哺乳瓶を咥えない、授乳させようとしたら怒って、泣き止まないみたいな状態で、明らかに普段とは違った様子になる」とのこと。(いつも授乳させているお母さんなら分かるから安心して下さいとのこと)

また

痛がっているということは、傷口が腫れてしまっているということ。傷跡にしない為の処置としてあらかじめ、薬を処方しておくが、
赤ちゃんが痛がるということはめったになく、薬を使うことはまずないと思うとのこと。

そのまま、先生に傷口の癒着防止マッサージの方法を教わる。

デスク上のノートPCに、事前に予習するように言われていたマッサージ動画があり、それを一緒に見ながら、実際に子供の口でやって見せてくれた。

手順:術後3日までのマッサージ方法

まずは、上唇を3回くらいめくりあげる。

次に、舌の両サイドから左右を指を入れて、舌を3回くらい持ち上げる。

この時、気を付けるのは傷口に触れないこと。

手順:術後4日~1カ月までのマッサージ方法

上唇をめくって、指をいれてマッサージ(動画の通り)

舌の下にも、指を入れてマッサージ(動画の通り)

マッサージを行わないと、傷が再癒着(くっついてしまう)が起こる可能性が高くなってしまうとのこと。
ただ、もし再癒着してしまっても、1週間後の診察時に指で剥がすことができるとのこと。

このように先生からマッサージ方法を指導してもらったら、診察終了。

診察室の外で、看護師さんのフォロータイム。
1週間後の診察予約をして、分からないこと、他に聞きたいことを質問でき、再度、薬の飲み方(痛み止めを使う場合には、抗生物質は3日分すべて使い切ること)などの指導を受ける。

このタイミングで舌小帯・上唇小帯手術の失敗について質問してみた。

非常に簡単なので手術の失敗というのはないものの、傷が再癒着するということはごくたまにあるとのこと。
その為、マッサージは指導を受けたとおりの頻度できちんとやる必要があるとのこと。
ただし、再癒着しても指で剥がすということができるとのこと。

なので、術後1週間の診察と1か月後の診察を受けることが重要とのこと。

あと、傷口が腫れて薬を飲んだというケースは私たちを担当してくれた看護師さんの経験上はないとのこと。

(個人的には術後のマッサージを絶対に疎かにしないことと、手術後にフォローしてくれる医療機関選びが必須だと思った)

その後、受付にて支払い
医療券+保険証を提示して、支払いは1万円ちょっと。

 

■手術後の様子

手術当日

マッサージ:初めてのマッサージ、子供はギャン泣きしながらで少し大変。
上唇をめくるのはカンタン。傷口も問題ない。
舌の下はマッサージは難しい。
まず、口が小さすぎて、本当に大人の指を2本突っ込んで良かったんだっけ??と疑問に思い、再度マッサージ動画を確認。
で、指を入れても、ギャン泣きプチパニックなので、申し訳ない気持ちになってしまう…
あと、強く泣くほど、舌が下に押し付けられるので、指を入れにくい。
なんとか舌の両サイドから指を潜らせることに成功。とにかく傷口に触りたくない気持ちが強いので、本当にこれであってる?舌が上がってる?と不安に…(暴れるので最初は2人でやった方がいいかも)
舌小帯の部分にじんわりと血がにじんだが、出血というほどではなかった。

授乳:その後の授乳は、痛がることもなく普段通りで変化なし。ただ、いつもは指で唇をめくったり、哺乳瓶を下に押し付けることで唇をめくっていたけど、(咥え始めは唇をまきこんでも)なにもせずに自然に唇がめくれて、哺乳瓶を置くまで深く咥えられるようになった!
直母:この日はあいかわらず、ぜんぜんダメ…手術直後なので粘らなかった。

手術から2日目

マッサージ:相変わらず泣くけど、こちらも慣れてきて素早くできるようになった。(1人でも全然大丈夫)
前日は不安だったけど、数回繰り返しているうちに、ここまで舌が上がればOKという感覚が身についてきた。

授乳:深く咥えられるようになったからか、授乳スピードがあがった。
だいたい調子がいい時でも100ミリ20分くらいはかかっていたのが、10分以内で飲み干すことができて、驚いた!
直母:5分だけ成功(このくらいの成功はよくあるので、改善した訳ではない)

 

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