お久しぶりです!
気づけば7か月以上ブログを放置してしまっていました。
その間、私が何をしていたかというと、勉強の時もあったり、ゲームしてたり、マンガ読んだりとしていました。
タイトルの通り私は2020年1月26日の学科試験に合格して以降、2020年の9月試験、2021年の2月試験にことごとく落ちてしまっていました。
今回、2021年6月試験3度目の正直にてやっと合格いたしました。
1回目、2回目、3回目の反省と分析を私の経験から語らせていただければ・・・
1度目の試験
2020年9-10月試験対策はこのテキストしか知りませんでした。
このテキストを3周やったのですが、今思うと浅く広くのままあやふやな知識で試験を臨んでしまったことに敗因があると思います。
例えば、「相続税の申告期限以内に遺産分割協議ができなかった場合、配偶者の税額控除とか、小規模宅地の特例は使えないの??」
という質問に対して、「確か、期限後でも申告をすれば使えたと思いますが、期限や細かい点については確認の上お伝えします」みたいな感じで回答したと思います。
今となっては、この質問については正確に答えられろよ!!っていうレベルだったのかなとも思います。
また、誤った回答をしてしまうと減点になってしまうのは皆さんもご存知であると思いますが、私は「配偶者居住権」をヤマ貼っていました。
質問されたので、「キター」と思い、回答をしましたが、初歩的なところで譲渡×をできると答えてしまいました。
司法書士か何かのHPで配偶者居住権を財産評価するものを見て譲渡と誤認してしまったのです。
中途半端に余計な知識をつけるくらいなら、概要だけサラっとやっておくべきでしたし、今思うのは、国税庁のHPから制度を確認するべきでありました。
私が受けた2020年9月26日は、PART2が対策しようがない問題でした。なので、PART2では受験生に差はなかったと思います。
悔やしかったこととしては、試験監督にコチラが用意していた回答を最後まで言わせてくれなくて「もういいよ」と言われてしまったことです。
あえて「まだ回答したいことがあるのですが」といえばよかったと今なら思います。
これから受験をされる方は、過去問として目にすることもあるかとは思いますが、この問題にいて研究する必要はないと思います。
ただ、試験問題になれるという意味で問題文をよく読むことについては今後も問われると思いますので、問題文から与えられる情報を読み取る練習用に使うのはアリだと思いました。
私が落ちてしまったのは、PART1の相続の分割をしっかりと考えられなかったからかなと思いました。さらに、間違った回答をしたのも減点要因だと思います。
事業承継税制の特例については完全な理解をしておく必要がありましたが、ここが甘かったです。
この時、10月に宅建を控えていた私は試験後も勉強の継続、真剣さがあったと思います。
宅建は合格しましたが、FPは落ちました。
2回目の試験
2回目の試験の前、私は腐っていました。
宅建からも解放され、前回試験であと数点で足りなかったことから、「あと数点分勉強すりゃいいじゃん」という気持ちでした。
また、オンラインのパズルゲームにはまってしまい、ある時間帯になるとチーム戦があるためにずっとゲーム漬けみたいな生活をしていました。
直前期にはさすがに問題集開いてもいないのヤバいなと思い新しく過去問も購入しましてやったのですが、1回目の試験勉強で見慣れているせいか
「このパターンだとこう回答すればいいでしょ」みたいに分かっているつもりになってしまっていました。
「パート1はパターンが決まっているから、パート2を忘れないようにいろんなパターンを覚えないとな」なんて考えていました。
落ちてやっと認識したのですが、私は相続が苦手です。
学科試験の時も得点率が一番低かったのが相続事業承継(E分野)でした。
そのことに気が付いたのが2回落ちてからでした笑
2月試験は、6日の試験で、今思えばそんなひねりのある問題ではありませんでした。
事業承継税制の特例が使えない事業と、それを除外するための要件とか本当基本的なところを抑えていなかったことが敗因であると思います。
あの頃の私に言いたい。
「勉強しろ」と。
そのくせ、「前回あとちょっとで落ちたから、今回は前回よりはできたんじゃないかな」ととても楽観的にいたら、落ちてしまいました。
合格発表のとき、合格者名のところに私がいなかったんです。
「うそでしょ?」と思いました。
そこから私は3度目の戦いに挑むことになったわけです・・・
3度目の正直
そして今回は3度目の試験。これでだめなら次は協会の実技をうけようと思っていました。
今回は苦手な相続を勉強する!という気合のもと、テキストをめちゃめちゃ読み込んで、資産背景どのくらいならどんな提案か、銀行として富裕層向けにはどんなスキームがあるかということを体系的に学ぼうと思い、実技のテキスト以外の本を買って読み込みました。
ついでに有難いことに会社の研修があって、まさにFP1級実技対策になるような相続事業承継のケーススタディを学ぶ機会や、会社のEラーニングにも事業承継税制の特例について税理士が解説している動画があったりと、以前の私とは比べ物にならない位の真面目さを発揮したのです。
この中でも、相続・事業承継ビジネスに携わる方のための営業トーク集は、スーパー富裕層(上場企業の創業一族みたいな人)向けにはどんな提案ができるのかみたいなものの例も載っていたりと、実際には担当していないのでイメージが全くなかった銀行からできる提案がわかったということはとても大きかったなと思います。
そして何よりも、TwitterのFP1級実技を受ける受験者の方たちと、面接対策でお互いに受験者、面接官役として面接練習できたことも大きかったと思います。
SNS上の人とリアルでつながるってことがなかったので、緊張しましたが、会議室に行き、ほかの方がどのレベルまで勉強しているのかということを知ることができたのはとても有益でした。実際に面接官役をやってみて、「こういうキーワードが来たら、自分なら次どんな質問をするか」という視点を持つことができたのは大きな収穫でした。
私を含め、5名の方とお会いし、お互いに過去問を面接しあってFB共有をする、せいの先生に質問をするというのはとても助かりました。
FPインフルエンサーのガパオライスさんが企画・準備してくださり、とても感謝しています。
ありがとうございました。
面接の中身については次の記事にて。