目次
貸借対照表・・・一定時点での財務状態を表示したもの。
B/S(バランスシート)とも表示されます。
右側は過去。・・・会社のお金の源泉はどこからきているのか(負債、株主資本)
左側は現在。・・・会社のお金はどこにあるのか(資産)
こんな感じで表示します。
その中でも、1年以上なのか1年未満なのかで分けます。
右下の払込資本と内部留保は、株主資本といって総称します。
流動負債/固定負債
事業を行う場合、借入をおこすことが多いと思います。
いわゆる負債です。
それの返済期限が1年未満なのか、1年以上なのかで返済計画の余裕も変わってくるかと思います。
1年未満の流動負債が多いと企業にとっては危険です!
どんな項目があるの?
流動負債
- 買掛金
- 支払手形
- 短期借入金
- 1年以内に返済予定の長期借入金
- 1年以内に償還予定の社債
- 未払い費用
- 未払い法人税等
- 預り金
- 商品券
- 賞与引当金
固定負債
- 返済予定が1年より先のもの。
- 長期借入金
- 社債
- 転換社債
- 長期預り金
- 銀行等における預金(銀行にとっては、預金はお客様からかりたものだから)
流動資産/固定資産
流動資産
企業の正常な営業サイクルor1年間のいずれか長い方の期間中に現金化あるいは消耗することが予想される資産のこと。
- 現金
- 売掛金
- 棚卸資産(在庫、原材料、仕掛け品、完成品)★営業サイクルの中にあれば、1年以上在庫としてあっても流動資産として計上OK
- 前払費用(いずれ払うものを先に払ったもの)
- 短期貸付金
- 手形
- 有価証券
固定資産
1年を超えて保有、使用されると思われる資産
- 有形固定資産(土地、建物、機械、リース資産、船舶、工具などなど)
- 無形固定資産・・・対価を払って買った場合。(特許権、ライセンス、のれん、ソフトウェア、商標権、借地権)
※この場合、例えばスタバがシアトルにライセンスを支払って営業している、そんなイメージです。
- 投資その他の資産(投資有価証券、敷金、保証金など)
株主資本(純資産)
株主資本
- 資本金
- 資本剰余金
この上二つは、払込資本と現されます。
- 利益剰余金・・・内部留保
- 自己株式・・・自社株買いなど
株主資本以外
- その他有価証券評価差額金
- 土地再評価差額金
- 新株予約権
- 少数株主持ち分
それぞれの項目の内訳については以上です。