Fラン卒銀行員によるコロナ融資申請の6つのポイント

こんにちは。攻め子です。

私は銀行員としてコロナに負けず、インフラ部門の人間として活動しています。

攻め子の旦那も事業主で、コロナで売り上げ激減!

そこで救いの神制度!コロナ融資

お客様のために、旦那のために、コロナ融資につい徹底的に調べることにしました。

調べてみて、制度が日々アップデートされていること、情報が複雑なことが分かりました。

『これ、数字とか会計とかに慣れている人でないと攻略難しいぞ!?』

そんな思いもあり、以下の6つのポイントを皆様にもお届けします。

 

①コロナ融資で一番大切なのは”コロナ”×”困ってる感”!?
②融資申し込みの際の身だしなみはコレ!
③コロナ融資がきっかけで、取引銀行を増やせる!?
④担当者によって当たりはずれがある!?
⑤融資が実行されるまでのスケジュール
⑥銀行口座についての注意点

 

私のお客様の中にもコロナ融資を受けられたという声も多数出てきてますので、ぜひ、checkしてくださいね♪

 

 

①コロナ融資で一番大切なのは”コロナ”×”困ってる感”!?

 

あなたは、今回のコロナウィルスの影響で売り上げが落ちましたか?
それとも、ただ単に売り上げが落ちただけですか?

 

 

言うまでもありませんが、

ただ、売り上げが下がっているだけはNGです…

コロナの影響で売り上げが落ちたというロジックが通っていなければ制度融資はおりません。

つまり、売り上げの低下とコロナとの関係性がポイントになります。

 

もう一つ重要なのは、感情

審査をするのは人です。

人は、ストーリーに耳を傾けます。

いかに困っているかというストーリーを適切に伝えることが重要です。

 

あなたの”コロナで”困ったストーリーをきちんと組み立てたうえで申し込むようにしましょう。

 

 

 

融資には正しいストーリーが大事

 

今回のコロナ融資で借り入れのチャンスが到来しましたが、

ストーリーに矛盾点があったり、実態とはかけ離れた申請をしてしまっては、

今回の救済措置として意味がなくなってしまいます。

 

具体的には、

 

・私は○○という事業を営んでいます。
・経費としてこれだけ使います。
・前年まではこれだけの売り上げが上がっていました
・しかし、今回のコロナの影響によって○○ができないため売り上げが下がりました。
・このままだと経営が困難で、非常に困っています…
・融資が通れば通常モードに戻るまでの運転資金で乗り越えられます。
・融資を使用し、〇〇というプランで復活できると考えています。

 

このようにストーリーをしっかりと練ったうえで金融機関の窓口に相談してみましょう。

銀行員の視点からポイントとしては、

 

①(融資見積もりの)具体的な数字とその根拠があるか

②返済される見込み(返済ビジョン)はあるか

 

この2点です。

もしあなたが普段から数字にこだわりなくどんぶり勘定だったとしても、数字に誠実な姿勢だけは見せるようにしましょう!(笑)

また、返済ビジョンなしには、この人本当に返済可能なのかな?と不安にさせてしまいます。
滞りなく融資を受けるためにこの点も準備しておいてくださいね!

 

ちなみに、公庫なんかは相談件数が大量でパンパンらしいので、審査の目線もいつもとは違っているようです。

でも、だからといって油断は禁物。

 

上記の準備はしっかりしたうえで、

HPを熟読して、必要書類を整えてまずは電話で相談、アポイントの取得を。

日本政策金融公庫

https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/covid_19_m.html

 

保証協会

各都道府県、市町村窓口。東京都の場合

https://www.cgc-tokyo.or.jp/leaflet/cgc_shingatakoronakinkyuyushi_leaf_2020-3.pdf

 

商工中金

https://www.shokochukin.co.jp/disaster/corona.html

 

②融資申し込みの際の身だしなみはコレ!

 

 

コロナ融資で銀行の融資窓口はパンパン。

問い合わせが殺到していて、通常の人員でもさばき切れていません。

本部から応援を頼んでいるくらいです。

 

基本は窓口というよりは、電話とWEBでの面談になります。

電話では身なりというのはわかりませんが、

人と面談するならそれなりの身なり、コミュニケーションができないといけません。

 

お金を借りるための相談をするということを理解したうえで銀行員との面談に臨みましょう。

 

もし、面談アポが来店での面談の場合は

服装はスーツが無難です。

清潔感が大事です。

 

あくまで、お金を借りる相談をするのですから、申し訳なさそうに。

そして、困っている感も大事。

銀行員も人です。

 

「あ、この人は本当に困っていて、何とか融資してあげないとな」

そう思ってもらわないと審査もしてもらえません。

③コロナ融資がきっかけで、取引銀行を増やせる!?

 

銀行の役割として、お客様の円滑な金融は最も重要な社会的役割と位置づけ。

私の銀行では、相談者は困っているので、可能な限りなるべく希望に沿うようにとの指示がありました。

そう、普段借入なんてできないような企業さんも今回のコロナの影響で売り上げが下がってしまっていたら、

借り入れを増やすチャンスになるんです。

 

今回のコロナ融資は、返済猶予期間も5年までと、かなり余裕をもっているので、

借りれるときに借りた方がお得だと思います。

 

今まで銀行との融資取引がなかった場合でも、取引銀行を増やすチャンスにもなります。

憧れのメガバンクとの取引もできるかも!?

ピンチはチャンスですよ!!!

 

④担当者によって当たりはずれがある!?

 

 

はい、当たりの担当者、外れの担当者はいます。

外れの担当者に当たった場合は、申し込み、資料を提出せずに速やかに帰宅しましょう。

まだ申し込みもしないで総勘定元帳は出さないでOKです。

求められただ出すといったスタンスで。

 

参考までに、私の銀行では、あまりにも膨大な資料は要求するなとの通達が出ています。

 

当たりの担当者の場合、ほかの借り入れと合わせてまとめてくれることがあるようです。

外れの場合はそんな提案もしてもらえないとか。

なので、自分からこういうこともできますかということで他の借り入れとまとめたいという旨も申し出てみましょう。

 

⑤融資が実行されるまでのスケジュール

 

①既存の銀行の場合

実行まではかなりスピーディに行われるようです。

私の聞いた事例だと、1週間から2週間で実行が行われたとか。

 

②取引のない銀行や、一般的な場合

融資窓口はパンパンです。

今だと、面談アポを取るまでに1か月位待つようです。

資金化するまで1か月半から2カ月くらいを目安に考えておくのがいいでしょう。

緊急の場合はその旨も担当者に伝えてみましょう。

 

私の銀行では、基本的には申し出から1か月以内に回答することが目安ですが、

今回のコロナに限ってはできるできないの回答は1週間以内にするとのことです。

 

⑥銀行口座についての注意点

 

これは実際にあった事例です。

お客様の法人が保証協会で保証がおりました。

しかし、受け取り口座が保証の下りた市区町村内の金融機関の支店口座でないと振り込めない

ということが発覚しました。

 

つまり、A銀行丸の内支店にて口座を持つ法人が、自宅最寄りの世田谷区で保証がおりた場合。

A銀行世田谷支店で口座を開設しないと融資実行ができないということ!!!!

で、銀行の担当が付いている場合はかなり融通が利くのですが、担当が付いていない場合

口座開設をするのになんと、1カ月近く時間がかかってしまうということ!!!

 

この口座開設の柔軟性については、各金融機関によって異なるようですが、

冷たい銀行もあるようです。

銀行の担当が付いているって、商売をしていく上ではとっても有利に働くので、

担当が付いている方は大いに活用しましょう!!!

 

 

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